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秋の風物詩「かかしロード」が再スタートへ 青森市

2025.06.23(月) 18:55

高齢化による人手不足などから幕を閉じた青森市の秋の風物詩「かかしロード」。再出発へ向け、地域と学校がタッグを組みます。

【実行委員会 葛西清光会長】
「新たな形で何とか継続できるようにしようということで、今回、再出発することになりました」

かかしの制作・展示を行う「かかしフェスタ de Aburakawa実行委員会」の設立を西市長に報告したメンバーたち。

かかしロード280は、青森市から今別町までの国道280号バイパス沿いに400体ほどの手作りのかかしが並び、18年間にわたり親しまれてきました。

しかし、資金面や設置などに関わる人手の確保が難しくなり、今年の春をもって当時の実行委員会は活動を終了しましたが…。

【油川中学校のかかし製作の様子】
「・・・おぉ!」

これまで、授業の一環としてもかかしに触れていた近隣の学校からの「なくさないでほしい」という強い要望を受け、地域と学校が一体となって取り組もうと新たな実行委員会を立ち上げたのです。

【油川中学校 佐藤研校長】
「生徒が大人になった時にまた将来地域に関わっていける、1つの大きなイベントになるのではないか」

2025年は、9月20日から10月13日までの間、国道280号線沿いのJA青森からENEOS野木和店までのおよそ1キロに、50体ほどのかかしが並ぶ予定です。

今回、シンボルかかしはありませんが、今後、人手を確保し設置を目指します。

【青森市 西市長】
「今後はこれが長く続けられるように、そして文化の伝承を子どもたちにしていけるようなそういう環境のために我々も協力をしてまいりたい」
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