【蝦名温人ディレクター】
「4年ぶりに甲子園に戻ってきた聖愛。意気込みをお願いします」
【選手たち】
「ぬげーばって、暑さに負けねーでけっぱるぞ。(すごく暑いけれども、暑さに負けないで頑張るぞ)」
4回に2点を先制された聖愛は、そのウラチャンスを作ると6番・澤田。
【実況】
「強い当たりは三遊間!まずは1人帰ってきた。そして同点のランナーもホームを狙う …セーフ!」
2年生の1打で同点に追いつくと、8番・キャッチャーの成田も続きます。
青森大会でも見せた勝負強さを甲子園でも発揮。勝ち越しに成功します。
しかし、その後同点とされると、試合はノーアウト二塁一塁から始まる延長タイブレークへ。
10回表、1アウト満塁のピンチを迎えると、エース芹川が投げた120球目。
【実況】
「インコース当ててしまった!芹川としたら悔しい1球!」
勝ち越しを許します。
何とか試合をひっくり返したい聖愛。しかし、そのウラの攻撃も2アウト。3番・丸岡の一振りにかけます。
しかし、ショートゴロ。
センバツベスト8の強豪をあと一歩まで追い詰めた聖愛。無念の初戦敗退です。