およそ80人が出席した被害対策検討会で、県は今シーズンの被害状況を報告しました。新たに被害が確認されたのは10万301本と過去最多を更新し、これまで確認されていなかった八戸市など三八地域でも確認されました。
「ナラ枯れ」は、カシナガという昆虫によってナラ類の樹木に病原菌が運ばれて感染し、葉が茶色や赤褐色に変わり数年後には枯れてしまいます。
対策については、県が被害樹木をくん蒸処理したり、フェロモンで害虫を丸太に誘引して駆除する方法も一定の効果があるとして、引き続き行うことなどを確認しました。
【県林政課 工藤真治課長】
「ライフラインに影響のあるものや広域的な機能が高い森林であるとかに集中して対策をやる必要がある…」
















