8日の午前10時半ごろ、青森市松森を走行中のドライブレコーダーの映像です。黒の軽乗用車の前の車に注目。
「あ~!!」
「何か変だったもん」
左側の前輪のタイヤが外れてしまいました。タイヤは、そのまま歩道を転がり草むらへ。一歩間違えば大きな事故につながりかねません。
そして午後2時ごろ。
【福代隼士アナウンサー】
「事故から3時間が経とうというところで、今警察官が現場に到着しました」
車を運転していたのは、青森市内に住む66歳の男性。けがはなく、事故の後すぐにレッカーを呼び、車の中でその到着を待っていたといいます。
男性に話を聞くと…。
(Q.タイヤ交換をしたのは)「4月上旬ごろ」
(Q.毎年自分で交換している)「はい」
(Q.これまで走行中に外れたことは)「一度もなかった」
こうした脱輪事故は、なぜ起きるのか。JAF青森支部ロードサービス隊の齋藤正志隊長に聞きました。
【JAF青森支部 ロードサービス隊 齋藤正志隊長】
「今回であれば、ねじが4つ付いていますけれど、そのねじが締め付けられていたかなというのが心配なところですね」
また、齋藤さんは今回のように走行中の脱輪は、タイヤの左側が外れやすいと指摘します。
【JAF青森支部 ロードサービス隊 齋藤正志隊長】
「ねじの特性にもよるんですけど、走行するタイヤの回る方向とタイヤを締め付けするねじの方向が、左側は進行方向と逆の方向に回ってしまうので、少し緩むような締め付けであれば、走行中にどんどん緩んでしまうような傾向があるのかなというような形ですね」
事故の原因となるナットの不十分な締め付けや締めすぎ。
自分でタイヤを交換する時に大切なポイントを聞きました。
【JAF青森支部 ロードサービス隊 齋藤正志隊長】
「今回5個ねじがありますけど、対角線上に締めていくという感じですね。ただ順番に締めるのではなくて均等に力をかけるために、例えばここ一番最初に締め付けしたら次向かい側、次向かい側、次向かい側と対角線上に締めるのがポイントですね」
また、力のかけ方も重要なポイントです。専用のレンチではなく、車に備え付けのレンチで締め付けを行う方が多いと思いますが。
【JAF青森支部 ロードサービス隊 齋藤正志隊長】
「たまによく見かける、人が乗るくらい、例えばこれに乗っかって締めるとか乗っかって緩ますとかの行為があると、(規定の力の)倍以上の力で締めることになりますので、ボルトが折れてしまったり、そういう危険性があるので、決してこういった形で緩ましたり締めたりはしないでいただきたいと思いますね」
タイヤを締めた後に大切なのは、一定距離の走行をした後、ナットを締め直す「増し締め」です。
【JAF青森支部 ロードサービス隊 齋藤正志隊長】
「締め付け不足というのが一番怖いですので、ちゃんとした販売店様などで『トルクレンチ』を使って、締め付けを確認していただくというのが一番大事だと思います」














