ビジネスツアーには、香港で雑貨店やかき氷店を展開している企業の担当者が参加しました。20日午前中、「津軽びいどろ」などを手掛ける青森市の北洋硝子を訪れ、担当者から製造工程の説明を受けていました。
同行したマーケティング会社によりますと、香港では、青森が東北の中でも人気の観光地となっていて、コロナ禍でも継続してPRしていたことがその理由ということです。
【香港の雑貨店の担当者】
「写真やインターネットで見たことはあったけど、本物は見たことがないので実際に見て、きれいでカラフルで印象深く感じました」
【香港のかき氷店の担当者】
「青森の特別な魅力、すごいところを紹介したいな」
北洋硝子によりますと、製造している商品のうち、およそ2割が中国や香港、台湾などに輸出されているということです。
人気は、「酒器セット」でお茶を飲む用途で購入していくということです。
【青森県国際経済課 西堀希主事】
「今回の工芸品という文化を通じた交流を通して、さらに香港に青森県の魅力を伝えていけたらなと思っています」
ビジネスツアーは、22日まで行われ、ブナコや津軽塗などの製造現場を視察する予定です。