説明会は、市内4カ所の会場で一斉に行われました。
このうち岩木地区では、農協に組合員およそ40人が参加し、JAつがる弘前の天内正博組合長が冒頭で謝罪しました。
その後、報道陣に非公開となりましたが、3年間常習的に盗まれ、被害総額1億4千万円が見込まれる趣旨の発言が、法廷であったことなどが説明されました。
組合員からは、3年間も気付かず犯行を続けられ、自ら被害に遭った数量や金額を明確にできない「管理のずさんさ」に厳しい声が上がったということです。
【参加した組合員】
「これだけ大きい施設で、どのくらい盗まれたというのが、自分たちで把握できていないというところ、そこがやっぱりそういうところに自分たちはリンゴを納めていたという、そこが一番、会員の不満が一番だと思うので、裏切られたという」
【JAつがる弘前 天内正博組合長】
「非常に厳しい指摘を受けましたので、今後襟を正して頑張っていきたいと、再発防止に向けていきたいな、というふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします」