バスケットボールの話題です。青森市でミニバスの大会が、初めて開かれました。主催したのはあのプロ選手です。
青森市の浜田小学校。青森県内の小学生がプレーするミニバスケットボール男子の6チームが集まりました。白熱するゲームを見守るのは12年前、ミニバスの県大会で優勝を果たしたこの2人。
浜田小学校出身の津屋一球選手と、当時の監督で津屋選手の恩師、黒瀧耕治先生です。
【黒瀧耕治先生】
「最初はすごく下手くそで、ドリブルもほぼつけない状態で、トラベリングばかりしていたので。それを考えると今はすごい選手になっているので、大変うれしく思う」
現在、日本のトップリーグ、プロバスケB1の「サンロッカーズ渋谷」で活躍する津屋選手。黒瀧先生とタッグを組んでミニバスの大会を母校で開催しました。その名も「KAZUMA CUP」です。
【サンロッカーズ渋谷 津屋一球選手】
「僕はここでバスケットの成長ができた場所なので、僕みたいな子たちがどんどん増えてくれればなという思いも込めて」
子どもたちは、プロに見てもらいながらプレーできる貴重な機会を楽しんでいました。
【浜田小学校の選手】
「一球選手に会えて、他のチームの選手とも戦えて、とてもワクワクしました」
「浜田小学校を卒業してプロになれるなら僕も目指そうと思いました」
【津屋一球選手】
「必死にボールを追い掛けている姿を見ると、僕も勉強になりますし」
「僕を目標に頑張ってもらえたらなと思うので、お互いに良い大会になったかなと思います」
主催した2人は今後も取り組みを続けたいと話します。
【黒瀧耕治先生】
「青森県のレベルがますます上がるように」
「津屋選手1号2号3号、いくらでも出てこられるように、ぜひ頑張ってほしいと思っています」
【津屋一球選手】
「もっとチーム数を増やしたりとか、女子チームも入れたりとか」
「自分が納得できるくらい大きいイベントになればなと願っています」
「難聴」と向き合いプロバスケB1で活躍中 青森市出身・津屋一球選手「強さの秘密」