高校サッカー 開始4分で2得点の青森山田が昌平を完封 国立で市立船橋とプレミア対決へ

高校サッカー 開始4分で2得点の青森山田が昌平を完封 国立で市立船橋とプレミア対決へ
高校サッカー 開始4分で2得点の青森山田が昌平を完封 国立で市立船橋とプレミア対決へ

高校サッカー 開始4分で2得点の青森山田が昌平を完封 国立で市立船橋とプレミア対決へ

高校サッカー 開始4分で2得点の青森山田が昌平を完封 国立で市立船橋とプレミア対決へ

高校サッカー 開始4分で2得点の青森山田が昌平を完封 国立で市立船橋とプレミア対決へ

第102回全国高校サッカー選手権は4日、準々決勝が行われ、2年ぶりの優勝を狙う青森代表の青森山田高校は埼玉代表の昌平高校に4-0で勝ち、2大会ぶりベスト4に進出した。

勝敗のポイントを「ゲームの入り方」と見ていた青森山田。開始のホイッスルと同時に相手ゴールに圧力をかけると、コーナーキックからDF小沼が先制ゴール。さらに再開後すぐに獲得したフリーキックにDF小泉が抜け出して追加点。わずか4分間での2点リードに正木監督も「前半の入りが非常に良く、我々がやりやすいゲーム展開になった」と理想的な形を手にした。

とはいえ、昌平はプレミアでの戦いを通して「一人ひとりの技術が高く、強引にでもこじあけてくる選手が多い」(正木監督)。対策として「中央を締めて守備をしようと話していました」。

3回戦の7得点勝利など、攻撃力が注目される今チームだが、山田の伝統はあくまで「堅守」。センターバックの小泉が「0でいくことは試合前からすごくこだわっていたこと。CBとして、みんながきつい時にいかに0でいくかが醍醐味だと思うので、0でいけたことも大きいです」と話した通り、相手の攻撃の芽を素早く潰せたことも試合を優位に進めた要因となった。

小泉とコンビを組むキャプテンの山本も「初戦はめちゃくちゃ硬かった。今日も硬くなるかなと思っていたけど、前半に3点取れたことで、だいぶ優位に進められた。今日は全員が冷静に、山田のやるべきことを最初からできたので、気持ちが入りすぎずリラックスしてできた」と3試合目にしてベストの試合ができたと感じている。

「夢にまで見た国立の舞台に行けることは素直にうれしい」(MF芝田)と準決勝進出を喜んだ選手たち。準決勝の相手、市立船橋(千葉)とはプレミアリーグで1勝1分けだが、2試合とも僅差の戦いをしている。「相手の良さも分かっているので、きちんと体を休めてコンディションを戻して、明後日に向かって良い準備をしたいです」と語った正木監督。頂点まであと2試合、失意の夏から始まった2冠への道のりにゴールが近づいてきた。

取材・写真/小野なな(フリー)

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