県内ニュース

NEWS

ニュースランキングはこちら

運休続く「JR津軽線の今後」について 沿線の町村長らが意見交換

2024.02.01(木) 18:45

2022年8月の大雨の影響で運休が続き、今後のあり方について検討が続くJR津軽線蟹田・三厩間についてです。今回初めて、町村長や副知事が出席する会議が開かれました。

会議には、今別町、外ケ浜町、蓬田村の町村長と、小谷知也副知事、そしてJR東日本盛岡支社の久保公人支社長らが出席し、これまで8回にわたる担当者会議で集約した、4つの方向性を確認しました。

当初から一貫して自動車交通への転換を求める外ケ浜町は―。

【外ケ浜町 山崎結子町長】
「外ケ浜の住民の皆さん、津軽線が復旧して乗りますかと言ったら、乗りますと言った方が、いろんな所で会議したのですけれど、一人も手を挙げてくれなかったのですね。それだったらじゃあバスに転換した方が良いのではないか」

一方、今別町は震災時に住民の孤立を防ぐために、JR津軽線の存続が必要だと主張しました。

【今別町 阿部義治町長】
「地域住民にとって悲しい部分もあるので、なんとかJR東日本の力で、5年でも10年でも残せるものは残していただきたい、というのが私の願いでもあります」
「4つの例をきょう見せましたよね。バスと鉄道と。それについてもっと皆さんと意見交換したいなと思っています」

今回の会議でも、進展は見られませんでした。
< 前の記事 県内ニューストップ 次の記事 >
週間ランキング
月間ランキング

・回線状況や時間帯、また閲覧する環境によっては正常に動画が再生されない場合がございます。ご了承くださいませ。

・本サイトで公開中の動画及び過去の動画につきましては、DVD等の別媒体への複製や動画ファイルによる個別提供のご依頼は有料無料問わず全てお断りしています。