気象庁の3カ月予報によりますと、この先も寒気の影響が弱いため、平均気温は高い傾向が続きそうです。特に14日からの5日間は、平年よりかなり高くなる可能性があるということで、「高温に関する早期天候情報」が発表されています。
3月も気温は高めですが、北日本から次第に平年並みに近づく予想となっています。
この暖冬の影響を受けるのが、花粉の飛散です。冬の間休眠していた雄花は、目覚めて開花に向けて成長を再開します。
2024年は、2月から3月初めの気温が平年より高いので、いつもより早いタイミングでスギ花粉が飛び始めます。
青森は、3月上旬に飛散が始まる予想。本格的に飛散するのは、3月上旬から4月中旬で、その後は段々と飛散量が少なくなる見込みです。
そして、注目したいのが、花粉の飛散量です。
平年と比べますと、青森は平年の120%から150%ほどと、多い予想となっています。
そして、平年より少なかった2023年と比べると、150%から200%と、2倍近い量になりそうです。
2024年は、花粉症の方にとっては辛い春になると思いますし、これまで気にならなかった人も、発症してしまうということがあるかもしれません。
早めの対策をお勧めします。