21日の締結式では、NTT東日本青森支店の磯﨑崇支店長と、県警察本部の斉藤栄誉生活安全部長が協定書に署名しました。
協定により、固定電話に防犯機能を付けるサービスの普及・促進や、特殊詐欺防止の注意喚起などに協力して取り組みます。
NTT東日本が普及を進めるAIを使った「特殊詐欺対策サービス」。専用のアダプターを固定電話に接続すると、通話の内容を録音してAIが解析。
【怪しい電話】
「実は、車で交通事故を起こしてしまって、とりあえず100万円をすぐ振り込めば示談にしてくれるって言われていて、今すぐ100万円を用意できないかな」
通話内容に、特殊詐欺に関連するキーワードがあると…。
【スマホに通知】
「2月21日14時18分の電話は、犯罪の疑いがあります。ご家族に連絡をとるなど、再度ご確認ください」
あらかじめ登録した電話番号やメールアドレスに通知が来ます。
【NTT東日本青森支店 磯﨑崇支店長】
「特殊詐欺自体が、電話という慣れ親しんだコミュニケーションツールを使って行われているというのは、我々としても非常に遺憾で、増えている件数自体を、具体的に減らしたい。そこに対して、少しでも協力させていただきたいというふうに考えています」