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横浜町の沖合でホタテ漁船の乗組員3人死亡 1人不明 行方不明者の捜索続く

2024.03.01(金) 11:20

2月29日、青森県横浜町の沖合で、ホタテ漁船から海に落ちた、乗組員3人が死亡、1人が行方不明になっています。

青森海上保安部によりますと、2月29日午後7時半前、横浜町漁協から、「ホタテ漁船『たか丸』の乗組員4人が帰ってこない」と118番通報がありました。

【小笠原直樹記者】
「午前6時です。まだ見つかっていない1人を探すため、仲間の船が続々と出港していきます」

2月29日午後9時前に、横浜漁港から西におよそ1.2キロの海上で、仲間の船が、海上に浮かんでいた菊池隆広さん(51)と父親の榮次郎さん(87)、そして竹田武美さん(78)を発見しましたが、死亡が確認されました。

隆広さんと竹田さんは、救命胴衣を身に着けていました。

また、同じく乗組員の太田弘樹さん(43)の行方が分からなくなっていて、3月1日午前6時から海上保安部や消防、仲間の船などが捜索しています。

漁船は、河口から西へ1.5キロほど離れた水深25メートルの辺りで発見されています。

【横浜町漁協 二木春美組合長】
「同じ漁業者としても、やはり家族も同然でとても残念だという気持ちで、一刻も早く1人が見つかってくれればと思っております」

2月29日の現場周辺は、5メートルの風で、波の高さは0.5メートル、視界は良好だったいうことです。
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