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原子力規制委の会合で日本原燃社長が謝罪「認識が不十分」 再処理工場の照明消灯でIAEAのカメラ監視を中断

2024.03.18(月) 18:30

使用済み核燃料の再処理工場で2023年、IAEA=国際原子力機関の監視が一時中断された問題で、日本原燃の増田尚宏社長が、核物質の保障措置に対する認識が不十分だったと謝罪しました。

六ケ所再処理工場では2023年1月、施設の一部で照明がすべて消えたため、2時間ほどIAEAの査察カメラによる監視ができなくなりました。

この問題を巡り、原子力規制委員会の会合に出席した日本原燃の増田社長は、IAEAの活動を妨げたことを謝罪し、組織のトップとして関与が不足していたと述べました。

【日本原燃 増田尚宏社長】
「改めて(核物質の)保障措置の重要性について、私を含め全社員が認識し再びこのようなことを起こさぬよう、私が先頭に立って徹底して再発防止を図ってまいります」

これに対し委員からは、「世界に対して模範となるべき施設で、こういう事態が起きたことは非常に重大だ」などといった意見が出ました。
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