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相撲で世界2位の県出身女性がアルゼンチンで指導者に JICA海外協力隊として派遣へ

2024.04.16(火) 18:45

相撲の世界選手権で準優勝を果たした、青森県出身の女性が、JICA海外協力隊としてアルゼンチンで相撲の指導を行います。

【今日和さん】
「コロナ禍もあって、自分が社会貢献できていないなという感覚があって、何かできることあるかなと探したら、JICAの広告が目に入って」

そう話すのは、相撲の世界選手権・重量級で準優勝に輝いた、青森県鰺ケ沢町出身の今日和さん。

JICA海外協力隊としてアルゼンチンに派遣され、2カ所の道場で相撲の指導にあたることを県庁で報告しました。

【今日和さん】
「私の将来的な夢としては、相撲をオリンピック競技にっていうのが大きな目標であります」
「日本戻って来てからも日本国内だったり、違う国でも土俵ある所に教えに行きたいと思います」

今さんのほか、八戸市出身の石屋知里さんは、小学校教員としてアフリカのマラウイへ。むつ市出身の古里祐佳さんは、日本語の教育支援のためブラジルへ派遣されます。

3人は、それぞれ次週中に出国し、2年間海外で活動を行います。

JICA海外協力隊とは…開発途上国からの要請に基づき、貢献できる人材を現地に派遣する事業です。相撲での派遣という形もあるんですね。

県内からは過去に「料理」でチリやインドネシアに派遣されたケースや「果樹栽培」でシリアへ派遣されたケースもあるそうです。

さまざまなジャンルでの派遣があるんですね。それぞれの強みを生かして派遣中に現地で貢献した後に、日本に戻って来てから海外での経験を生かすこともできます。

JICA青森デスクでは5月2日に八戸市で説明会を行うということです。気になる方は参加してみてはいかがでしょうか?
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