【澤田愛美アナウンサー】
「広大な土地に広がっているのは、高密植栽培のリンゴ園地。ジャパンアップルが園地を拡大し、日本最大級の高密植栽培のリンゴ園地が誕生しました」
リンゴの生産・販売を行うジャパンアップルは、青森空港近くのおよそ23ヘクタールの農地を活用し、高密植栽培のリンゴ園を開園。4月に定植を始めました。
3年前から青森市浪岡地区でリンゴ栽培を始めたジャパンアップルの園地は、今回の拡大でおよそ55ヘクタールの面積を誇ります。
まだ青森では歴史が浅いという「高密植栽培」。そのメリットとは?
【ジャパンアップル 野澤俊介代表】
「早期多収というところが一番大きいかなというふうに思っています」
「通常リンゴだと、5年10年してようやく実がなるのですけれども、高密植栽培だと2年目からリンゴがなって、かつ、10アールあたりに取れる量が通常の栽培の2倍から3倍取れるというところが非常に大きなメリット」
さらに効率が良いため、作業時間を短縮できます。
【ジャパンアップル 野澤俊介代表】
「人手不足がある中でも同じ面積だったり、同じ生産量が確保できるというところが既存の農家さんにとってのメリットかなと思っています」
園地には、ふじ・シナノゴールド・トキの苗木合わせておよそ5万5千本植えられます。2025年から少しずつ収穫できるようになり、5~6年で収穫量のピークを迎えます。