31日に発表された国の統計調査の速報によりますと、県内の2024年1月から11月までの外国人延べ宿泊者数は40万260人です。これは、調査開始以降最も多かった2019年の1年間の合計を4万人以上上回っていて、過去最多となりました。
県はこの結果について、海外への積極的なセールスや、PR活動の積み重ねが実を結んだとしています。
【青森県観光交流推進部 齋藤直樹部長】
「本県が一番課題になっているのは冬季観光でございまして、インバウンドというのは非常に大事な、我々にとっては雪を素直に観光資源として評価してくださるお客様ですので、そこをとても大事にしていきたい」
県では今後、宿泊客に土産店や飲食店などでの消費行動を促す仕組みづくりをさらに進めるほか、2次交通の整備といったインバウンドの誘致に取り組んでいくということです。