青森市で開かれた初会合には弘南鉄道や津軽鉄道、青い森鉄道の社長と沿線自治体の担当者などが出席しました。
会議で、青い森鉄道からは、コロナ禍前には年間450万人だった利用者数が、現在は400万人ほどに落ち込んでいることが報告されました。
その後、各社が連携強化を求める事項について意見を交わしました。
このうち弘南鉄道からは、安全対策や県内の事業者を対象にした合同訓練の実施について、協力を求める意見が出ました。
これに対して青い森鉄道からは、JR貨物と実施している脱線防止訓練への参加を呼び掛ける提案がありました。
【青森県交通・地域社会部 舩木久義部長】
「共通分野として、安全対策をどうしていくのか、さらにその人材をどうやって確保し教育していくのか、技術を継承していくのか、そうした中で合同訓練会の開催という提案もありましたので、そういうのはやっていけるのではないかと思っております」
連携会議では、6月に実務担当者による会議を開き、県の利用促進事業などについて意見を交わす予定です。