青森県教育委員会によりますと、2025年度の応募者は、前の年度より44人少ない954人、応募倍率は3.0倍と、記録の残る1991年度の試験以降最低となりました。
このうち、深刻ななり手不足が懸念される小学校教員に応募したのは186人で、前の年度より2人減少に留まりました。
【青森県教育委員会 教職員課 折舘歩統括主幹】
「過去の減少幅や他県の状況を踏まえますと、小学校教員の応募者数をキープできたことは、取り組みの成果が出たものと認識しています」
県教育委員会は、小学校教員の一日体験や、教員免許を持つ人向けの研修会などを開いていて、応募者数の確保につなげたいとしています。