クマによる被害が拡大する中、県は緊急銃猟制度を適切に運用するための対応マニュアル案を作成し25日に市町村へ提供する予定です。
また、県内の市町村を対象とした研修会を青森市で開くこととしました。さらに、国・市町村との密接な連携が必要だとしています。
【宮下知事】
「国が示しているガバメントハンターの制度も踏まえた導入県職員も含め市町村職員も含め考えていきたいと思いますし、また県警との連携も視野に入れて取り組んでいきたいと思っています」
そのうえで、宮下知事は県としての総合対策を来年2月までにとりまとめる考えを示しました。
【宮下知事】
「油断をせずにこれからのシーズンも取り組むこともそうですが、来年度に向けて2月の中旬に総合対策パッケージを策定していきたいと思います。また関係予算については当初予算に計上していきたいと考えています」
県内では全域にツキノワグマの出没警報が発令されています。県は、身近な場所でも早朝と夕方は特に注意することや、庭先のクリやカキは早めに収穫するといったクマを寄せ付けない対策を呼び掛けています。













