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2年前 全国に食中毒患者 「吉田屋」ごはん製造委託先を提訴

2025.11.05(水) 18:45

2年前八戸市の「吉田屋」が製造した駅弁が原因で全国で発生した食中毒をめぐり、「吉田屋」がごはんの製造を委託していた岩手県の業者に対し、6億7千万円余りの損害賠償を求め提訴したことが分かりました。

訴状などによりますと、2年前の「吉田屋」の駅弁が原因の食中毒では全国29都道府県で554人の患者を確認。

原因は「ダイワフーズ」に製造委託したごはんが、指定よりも高い温度で配送されたことにあり、食中毒の原因となった菌が増殖した可能性があるとしています。

青森朝日放送の取材に原告側の川上博基弁護士は「吉田屋」がこれまで1社で対応してきた食中毒の被害者への損害賠償額およそ9億5800万円の7割ほどに当たる6億7千万円余りを製造委託先が賠償する責任があるとしています。

一方、被告側の山﨑哲雄弁護士は「関係者と協議していく」と答えています。
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