訴状などによりますと、2年前の「吉田屋」の駅弁が原因の食中毒では全国29都道府県で554人の患者を確認。
原因は「ダイワフーズ」に製造委託したごはんが、指定よりも高い温度で配送されたことにあり、食中毒の原因となった菌が増殖した可能性があるとしています。
青森朝日放送の取材に原告側の川上博基弁護士は「吉田屋」がこれまで1社で対応してきた食中毒の被害者への損害賠償額およそ9億5800万円の7割ほどに当たる6億7千万円余りを製造委託先が賠償する責任があるとしています。
一方、被告側の山﨑哲雄弁護士は「関係者と協議していく」と答えています。













