青森県が3日から実施している「高血圧症未治療ゼロチャレンジ」。血圧の高い県民が医療機関を受診し、血圧を下げる薬が初めて処方されると、1万円分のクオカードなどが当たる抽選に参加できます。期間は2026年2月末までです。
脳卒中や心血管病などの最大の要因と言われる「高血圧」。県内では40歳以上の県民の5人に1人が高血圧症の未治療者であるとみられています。
【宮下知事】
「病気に直接アプローチする部分はどこかといえば、やはり高血圧だということで、寿命に直接アプローチする部分を捉えて政策の形にした」
県では9000人の参加を目標にしていて、その人数が高血圧の治療を行った場合、年間で300人程度の死亡者数の減少を見込んでいます。
この他にも血圧を10回測定し数値を入力すると、賞品が当たるキャンペーンも同時に行います。