
2024年の夏の青森大会の開会式。入場行進では腕を振って、足並みをそろえて歩くスタイルが一般的ですが、聖愛の入場行進は、帽子を振りながら笑顔で歩く、オリンピックのような入場スタイル。
選手たちの発案で実現したこの平和的な入場行進が評価され、「ヤングジェネレーション賞」を受賞しました。
この結果に聖愛高校野球部の原田一範監督は、「選手たちがこれまでの常識にとらわれず、本質を追求した行動が評価され、心からうれしく思います」とコメントしています。
一方で、青森県高野連は「高校野球の伝統的な入場行進を残すべき」という理由から、4月にこの入場行進はしないように学校側に呼び掛けました。
原田監督は、「高野連から禁止されたことは残念ですが、聖愛野球部ではこれからも本質を追求しどんどんチャレンジしていきます」とコメントしています。