その代替施設の整備に向けた1回目の有識者会議が開かれ、整備場所を「青い森セントラルパーク」とする方針が示されました。
青い森セントラルパークには、既にスポーツ複合施設のカクヒログループスーパーアリーナが整備されているほか、青い森鉄道の新駅の設置が検討されており、今後さらなるにぎわい創出が期待されています。
1992年2月に開館したサンドーム。主に野球やサッカーなどの屋内グラウンド施設として利用され、2024年度の利用者数はおよそ17万7000人と、コロナ禍前を上回っています。
【利用者】
「出来るころになれば、私たち散歩にも来られない。何年先だ」
「どうせ体育館(アリーナ)があるので、それはそれで良いんじゃないかなとは思いますけどね。ただ道路がね。後はアクセスの関係がどうなるかで」
(Q.いつも利用)「そうですね。散歩とかランニングとかで使ってます」
「こういう雨の日とか、そういう雪の日も使えるっていうのは良いのかなと思いますね」
これまで宮下知事と青森市の西市長は、統合新病院の整備場所が県営スケート場一帯に決定した際に、サンドームの移設費用については県が市に協力すること、新たな施設の完成後にサンドームを解体することなどについて合意しています。
【有識者会議 県立保健大教授 篠原博座長】
「皆さんの意見をどんどん取り入れた良いグラウンドになるように、もっと健康に関心が高まるような、健康を支えるような施設にしたい」
有識者会議は8月にも開かれる予定で、2025年度中の整備方針決定を目指します。青森市は有識者会議と平行して、周辺住民への説明会を開く予定です。