
青森県教育委員会は新校舎をグラウンドに整備し、既存校舎のリニューアル改修後、実習棟として活用する計画案を示しました。
むつ工業高校と大湊高校は再来年度に統合校として開校する予定です。しかし、新校舎の工事の入札が中止となり、新校舎を建設するか、むつ工業高校の既存校舎を改修して使うか、検討が続いています。
中学生の保護者など43人が参加した説明会では、県教委の担当者が3つの整備方針計画案を説明。
子どもたちの教育環境の着実な整備を第一に考えた結果、新校舎をグラウンドに整備し、既存校舎のリニューアル改修後、実習棟として活用する整備方針計画案で進めたい考えを示しました。
これに対し参加者からは整備計画方針案のメリットを質す声や開校時期を見直すべきだといった意見などが出ました。
【県教委 早野英明教育次長】
「住民の方々等のご理解をいただきながら、できるだけ早く整備が進むように今後も努めていきたい」