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【参院選】青森選挙区 朝日新聞 終盤情勢調査

2025.07.16(水) 18:45

朝日新聞社が行った参院選終盤の情勢調査の結果について、参院選担当の唐牛記者とお伝えします。

【唐牛樹三郎記者】
今回は情勢調査に加え、我々の取材で得た情報もあわせてお伝えします。

【藤原祐輝アナウンサー】
今回の青森選挙区の立候補者です。

届け出順に、自民党の現職・滝沢求さん(66)、立憲民主党の新人・福士珠美さん(60)、参政党の新人・加藤勉さん(65)、共産党の新人・荻野優子さん(33)、政治団体「NHK党」の新人・佐々木晃さん(53)の5人が立候補しています。

【藤原アナ】
投開票まであと4日となりました。今回は終盤の調査ということになりますが、情勢はどうなっていますか?

【唐牛記者】
情勢調査は13日と14日に、青森県内の有権者を対象にインターネットによる調査を実施し、1220人から有効回答を得ました。

その結果、立憲の新人・福士さんが優勢となっていて、自民の現職・滝沢さんは伸び悩んでいます。参政の新人・加藤さんは支持が広がる可能性があります。一方共産の新人・荻野さんと政治団体「NHK党」の新人・佐々木さんは、苦しい戦いとなっています。

ただ、調査の時点で投票態度を明らかにしていない人が3割以上いますので、今後情勢は変化する可能性があります。

【藤原アナ】
終盤の情勢は、立憲・福士さんが優勢、自民・滝沢さんら4人が追う展開という理解でよろしいですか?

【唐牛記者】
その通りです。

では、投票態度を明らかにした人を候補者ごとに分析します。

【藤原アナ】
立憲の新人・福士さんです。

【唐牛記者】
立憲支持層の9割近くを固めたほか、支持する政党のない有権者、いわゆる「無党派層」の大半の支持を集めています。また、国民民主の支持層からも一定の支持を得ています。

【藤原アナ】
年代別・職業別の支持はどうなっていますか?

【唐牛記者】
福士さんは、70代以上からの支持が厚くなっています。職業別では、主婦層や事務・技術職層など幅広い支持を集めています。

【藤原アナ】
自民の現職・滝沢さんです。

【唐牛記者】
滝沢さんは、自民支持層の7割強を固めたほか、公明支持層の大半の支持を得ています。

【藤原アナ】
無党派層はどうでしょうか?

【唐牛記者】
立憲の福士さんほど浸透できていないというのが現状です。年代別にみると、50代と60代の3割以上に浸透しています。

【藤原記者】
そのほかの候補はいかがですか?

【唐牛記者】
参政の新人、加藤さんは参政支持層の大半を固めたほか、国民民主の支持層からも一定の支持を集めています。

一方、共産党の新人・荻野さん、NHK党の新人・佐々木さんは支持の広がりがみられません。

【藤原アナ】
全国の情勢についてはどうなっていますか?

【唐牛】
朝日新聞社が行った参院選の情勢調査とANNの取材によりますと、32の1人区で自民党がリードしているのは、序盤は12でしたが今回は大きく減って4となっています。

【藤原アナ】
自民・公明で過半数に届くかは微妙な情勢でしょうか?

【唐牛記者】
自民党は30議席台、公明党は9議席前後になりそうな情勢で、自・公あわせても50議席に届かない可能性が出てきました。

【唐牛記者】
ただ、調査で投票態度を明らかにしていない有権者がいるため、情勢は今後変わる可能性があります。
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