
【澤田愛美アナウンサー】
ほっこりするエピソードについても、ちょっと聞いていきたいと思います。今回の選挙戦、立憲の現職が伴走支援をしていました。田辺さんと岡田さん、福士さんが並ぶ様子が “立憲三姉妹” と言われることがあったんですよね。
【立憲民主党 福士珠美氏】
はい。これ命名は、衆議院議員の升田世喜男さんなんですけれども、そうなんですよ “立憲三姉妹” って言われていました。
【澤田愛美アナウンサー】
選挙期間中の “立憲三姉妹” のランチタイムに密着しています。
この日は選挙選のちょうど折り返し。応援に来ていた田名部匡代青森県連代表、岡田華子衆議院議員とともに、つかの間のランチタイムです。
先輩議員2人が選んだのは…。
【立憲民主党青森県連 田名部匡代代表】
「きょうは、早さでラーメン!だけど猫舌なので…」
一方、福士さんが選んだのは…。
【立憲民主党 福士珠美氏】
「私、麦とろ飯、ごはん好きだから」
しかし、時間がない中では少し工程が多かったようで…。
【立憲民主党 岡田華子衆院議員】
「早く早く!置いていかれるぞ」
「早く食わねば、置いていかれるぞ」
バタバタのランチタイム。それでも、田名部代表を中心に皆さん楽しそうです。
【立憲民主党青森県連 田名部匡代代表】
「私、前に置き去りにされたことあって、うちの事務所から選挙カーに『大事な物忘れてませんか』って、何って言ったら『候補者』1人たすきかけて。ポツンと駐車場に立ってた、誰もいないな~と思って」
今回の結果で、青森県関係の国会議員は立憲が4人・自民が3人となり、与野党逆転となりました。
目立つのは「女性議員の数」。2024年の衆院選で岡田さんが当選、7月20日に福士さんが当選し、女性の国会議員が3人になりました。
【立憲民主党青森県連 田名部匡代代表】
「女性が増えてくると、選挙のやり方も変わる。例えば子育てしてると朝子どものことをやらなきゃいけないし、(私は)3年前は介護なかったけど、介護とか入ってくると、いろんなこと考えながらやらなきゃいけないしね」
福士さんの演説について点数を聞いてみると…。
【立憲民主党青森県連 田名部匡代代表】
(Q.今で何点ぐらい)「20…、うそ!うそうそうそうそ、もう100点に近いところまで来ているんじゃないですか。残りまだあと10日間あるので、今から100点では困ります、ここからぐっと行ってもらわないといけないから、折り返しだから50点ぐらいかな」
【立憲民主党 福士珠美さん】
(Q.それを受けて)「100点もらえるように頑張りまーす」
7月19日夜のマイク収めでは、涙を浮かべながら最後の訴え。
【立憲民主党 福士珠美さん】
「今までの報道記者として培ってきた、聞く力、伝える力、課題をとらえる力、寄り添う力、その力を十二分に発揮して、皆さんのために一生懸命働かせてください」
当選直後、改めて田名部代表に福士さんの演説について聞いてみると…。
【立憲民主党青森県連 田名部匡代代表】
「最初は声がかれちゃったりしたけれども、本当に必死の訴えをしてくれたことが、広く県民の皆様の胸に届いたんじゃないかなと思います」
「最終的には満点満点!大きな花丸」
【澤田愛美アナウンサー】
ランチタイムから本当に “立憲三姉妹” の素敵な関係性がうかがえました。今回当選して、もう晴れて胸を張って三姉妹となりましたが、最後に改めて決意表明をお願いします。
【立憲民主党 福士珠美氏】
あの、今のVTRにもあったんですけれども、やはり私はあの記者経験があるので、特にまあ女性だということもあって、寄り添う力っていうのは強いのかなと思っています。
聞く力・伝える力・課題を捉える力、その力をしっかりと発揮しまして、とことん現場主義にこだわって、政治の場に現場感覚と生活実感を取り入れる。そして地方の、私たちの声がしっかりと中央に届く、反映される政治、地方の私たちの生活がしっかりと見えていると感じることのできる政治をしっかりと作っていきたいと思っています。
【中井友紀アナウンサー】
これからがスタートというところで、しっかりと青森県民の声を届けていただければなと思います。参院選で初当選を果たした福士さんにお話を聞きました。ありがとうございました。
【立憲民主党 福士珠美氏】
ありがとうございました。