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県外からの支援者に3Dデータ化 ねぶた祭を次世代のつなげる取り組み

2025.08.04(月) 18:45

青森ねぶた祭を次世代につなげようとねぶたを運行する企業が様々な取り組みを行っています。

NTT東日本青森支店では、ビルの空きスペースに家族用や1人用合わせて50の簡易テントを設置し、運行の支援のため県外から来るグループ会社の社員や家族のため無料の宿泊場所として、提供しています。

今年は祭り期間中、2024年のおよそ2倍となる延べ175人が県外から訪れ、大型ねぶたの曳手といった運行の支援に当たっています。

【NTT東日本 宮崎大輔青森支店長】
「青森県全体の課題でもあります高齢化による、我が社も社員が減耗しているということで、祭りを維持していくという中では、青森県外の方々の応援というものを必要だということです」

一方、ねぶたラッセランドではNTTグループの大型ねぶた、「崇徳院『血書五部大乗経』」を、3Dデータにする作業が行われました。3Dデータ化することで、祭りの終了後に解体されてしまうねぶた本体を専用のソフトなどで、いつでも見ることができるほか、3Dプリンターなどを使って再現することも可能になります。

NTT東日本青森支店では、今後、ねぶたフィギュアの製品化に向けて検討を進めていくということです。

【NTT-ME青森エリア統括部 阿部謙太郎さん】
「今後の展望としまして、NTTのねぶただけを3D化しているような状況ですが、今後23団体のねぶたを3D化していければと思っています」
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