
岸本選手は、むつ市出身の35歳。陸上の男子400メートルハードルの選手として大湊高校から法政大学に進学、その後は富士通陸上競技部で競技を行っていました。
日本選手権では4連覇を含む5度の優勝を誇り、2012年にはロンドンオリンピック出場も果たすなど日本を代表する陸上選手として一時代を築きました。
岸本選手は所属チームのホームページで、「私自身、競技をやり尽くしたという気持ちが大きく、『もうこれ以上は無理だ』というところまで競技を続けることができました。競技者としてこれ以上の幸せなことはないと思います」とコメントしています。
岸本選手は、9月7日の競技会を最後に引退する予定です。