
8月30日に行われた世界バドミントン選手権準決勝。青森山田高校出身の志田千陽選手と松山奈未選手2人はこの大会を最後にペア解消を発表しています。
第1ゲーム、シダマツペアは抜群のコンビネーションを見せ、7点差で第1ゲームを制します。
しかしその後第2ゲームを取り返されると・・・
最終第3ゲーム最初のラリーに注目。
続く!まだ続く!63回のラリーをシダマツが制して始まります。その後も先ほどのラリーを超える64回のラリー。
松山の苦しそうな姿も・・・。
その後、徐々に点差が開き最後は12ー21で敗れたシダマツペア。パリオリンピックと同じ銅メダルで、11年間にわたるペアでの戦いに終止符を打ちました。
【志田千春選手】
「松山の前衛のプレーは私の中で世界一だと思っているので、最後一番高い所に立たせられなくて本当に申し訳ないんですけど、私の中では一番だよという言葉を伝えたいです」
【松山奈未選手】
「ここまで本当に一緒に頑張ってきてくれてありがとうというのと、これから一番近くの味方ではなくなってしまうんですけど、ずっと陰ながら応援するので、世界一目指して頑張ってほしいです」
今後について、志田選手はパリ五輪銅メダリストの五十嵐有紗選手とペアを結成予定。一方の松山選手は混合ダブルスでの現役続行を視野に入れています。
シダマツペア、本当にお疲れ様でした。