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地震の影響は観光にも “宿泊キャンセル” 閑散 リニューアルした「種差海岸駅」

2025.12.17(水) 18:45

八戸線運休の影響は観光にも。三陸復興国立公園の北端に位置する八戸市の種差海岸。冬の観光に力を入れ始めた矢先でした。

【種差観光協会 柳沢卓美会長】
「八戸線を使って多くの人が来てくれるのを期待していたので、電車使えなくなったのでちょっと今本当にがっかりしているところです」

JRや県が主体となって1日から「青森県・函館観光キャンペーン」がスタート。

キャンペーンの開始に合わせ、種差海岸駅の駅舎も大幅にリニューアルしたばかりでしたが…。

肝心の八戸線は運休が続き、新しくなった駅の周辺に人の姿はありません。

【種差観光協会 柳沢卓美会長】
「宿泊のお客さんもキャンセルした人がいると聞いていますのですごく残念に思っています」

種差海岸駅にほど近い民宿では…。

【民宿石橋 石橋英子さん】
「現にうちも常連さんで冬に行きたいという人が一人二人いたんですけれど、結局その人達は来られなくなっているし」「完全復旧は一日でも早くしてほしい」

JR八戸線は22日から鮫・久慈間で運行を再開し、八戸・鮫間では代行バスを運行します。しかし、観光面についてはこんな懸念も…。

【種差観光協会 柳沢卓美会長】
「まだ時間帯、ダイヤがわからないので、電車で来て食事やお酒飲んだりして電車で帰れる時間帯であればいいんですけれど」「年内に復旧してもらえれば助かります」

元旦には初日の出を見ようと多くの人でにぎわう種差海岸。関係者たちは年内の再開を望んでいますが、まだ全線復旧のめどは立っていません。
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