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八戸市議会が可決「画期的な内容」 精神保健福祉法の規制強化求める

2025.09.22(月) 18:45

殺人隠ぺい事件や運営する医療法人に改善命令が出された、みちのく記念病院を念頭に、八戸市議会は国に精神科病院への規制強化を求める意見書を取りまとめました。

八戸市議会は定例会最終日の22日、国に対し精神科病院への規制強化を求める意見書を全会一致で可決しました。

意見書は「みちのく記念病院」を念頭に、法律上適性を欠くなどの疑いがある精神科病院への実地指導は予告なしに行い、臨床現場の確認や聞き取りを徹底すること。

また、法に反する行為があった精神科病院に対して、業務停止命令など行政処分をできるよう法改正を行うことを求めています。

市議会を傍聴した市民の人権擁護の会日本支部の小倉謙支部長は「非常に画期的な内容」と評価しました。

【市民の人権擁護の会日本支部 小倉謙支部長】
「これは国に対しての意見書ですので、やはり精神保健福祉の法改正あるいは運用の改正に向けて我々も声を上げていく、八戸の市議会とともにですね一緒に働いていきたい」

一方、熊谷市長も「非常に意義深いもの」としています。

【八戸市 熊谷市長】
「市としても当然必要に応じて国に考えを伝えていかなければならない」

可決された意見書は、八戸市議会名で国の関係省庁などに提出される予定です。
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