再処理工場を巡っては、事業者の日本原燃が、2026年度中の完成を目指していて、原子力規制委員会への説明を11月中に終えるとしていました。
しかし、重大事故対策に関する説明に想定よりも時間が掛かることから9月29日の審査会合で、11月までに説明を終えるのは難しいとする見方を示しました。
日本原燃の増田尚宏社長は、1日の会見で説明終了時期は遅れるものの、2026年度中とする完成時期の目標は維持すると強調しました。
【日本原燃 増田尚宏社長】
「説明終了時期が少し遅れるというのは本当に皆さんにご心配をおかけしていますし」「まずはしゅん工(時期)をキープするということを大前提に今回の説明を仕上げていきたいと思います」