青森市で女性の相談支援の実施状況などを確認する支援調整会議が行われました。関係機関や有識者などおよそ15人が出席した会議では、県内の相談対応実績が公表されました。
配偶者暴力相談支援センターの対応件数は、年々増加していて、昨年度は1679件と、前年度より116件増加し過去最も多くなりました。
特に、中南福祉事務所が3倍以上増えています。委員からは、なぜここまで増えたのか内容分析をきちんとする必要があるといった意見が出ました。
【青森大学 船木昭夫教授】
「まだまだDVに関しての理解というのが不足していて、そのもの自体の数字が増えている可能性もございます。そういう面では全体的にやはり、DV被害・女性相談、こういうものをやはり広く進めていくことが非常に重要な視点として、きょう理解されたと思います」
県は、会議で出た意見を踏まえ市町村や関係機関と連携して対応する方針です。