六ケ所再処理工場では先月、作業をしていた協力会社の男性社員の鼻から放射性物質が検出されました。調査の結果、内部被ばくはなく体に影響を与えるものではないことが確認されています。
日本原燃の増田尚宏社長はきょうの会見で陳謝し、原因について、放射線管理員が汚染を見抜けなかったことなどを挙げました。
再発防止策として、来月中におよそ540人の放射線管理員を対象に、弱い放射線を検知する技量をはかる実技訓練を行う考えです。
日本原燃では2007年から放射線管理員のα線測定の実技訓練をしていましたが2017年を最後に、ある程度技量が身に付いたとして行っていませんでした。
【日本原燃 増田尚宏社長】
「実際に触れる可能性があって使っているのは我々ですので、我々のところがこれをきっちり扱う、管理ができるというのは示す必要があると思いますし」「我々のところで働く人を守るためにもずっと続けていきます」















