「すんごく快調です。ふんだんに(水を)使えるからね」
【赤平春菜記者】
「1週間以上断水が続いた七戸町では、ご覧のように仮設の配水管がようやく設置されました。そしてその前には、車の事故などでの損傷を防ぐ仮設のガードレールも置かれています」
七戸町は漏水が起きた区間でおとといから仮設の配水管を設置する工事を実施。国や県などの協力もあり、着工から2日で仮復旧が完了し、きのうの午後11時、曙、石沢、舟場向、一本木の4地区147世帯の断水が解消されました。
引き続き、配水管の損傷を防ぐガードレールを設置する作業や、漏水によってひびが入った道路の補修工事などが続いています。本復旧のめどは立っていないものの、町は1日でも早い復旧に努めたいとしています。
【石澤いね子さん】
「今、晩ご飯の支度していました。思いっきり(水が)使えます」
(Q.何の料理)「今ね、レバーと、煮付けのカレイ。これ皆、洗うのに水使うのでね、今までこういうの控えてたの」
断水が解消し、久々の本格的な料理に腕をふるう石澤さん。手つきも軽やかです。
1週間前に取材した際には蛇口から流れる水はごくわずかでしたが、現在は水量も元通りになりました。
【石澤いね子さん】
「こんなに太い水量で」
(Q.前はチョロチョロでしたもんね)「そうです」「役場の方も頑張って、工事の方もやってくれていますのでね、ありがたいですね」
※取材したほかの断水地区の人たちからも水道管の復旧にあたった作業員や、給水所の町の職員に対して、「寒い中毎日動いてくれて感謝している」という声が多くあがっていました。















