セミナーでは兵庫県立大学大学院の紅谷昇平准教授が災害時に自治体のトップが取るべき対応について講演しました。
紅谷准教授によりますと2004年に起きた新潟県中越地震の際には食料配給の遅れや給水の遅れよりも行政からの情報不足に関する住民の不満が圧倒的に多かったということです。また、自治体トップの素早い意思決定が重要だといいます。
【兵庫県立大学大学院 紅谷昇平准教授】
「災害時にはスピードが大事な場合があります何が正解か80点を90点にするよりも70点でいいので早く意思決定しないといけない場合があるんだということもお考えいただければと思います」
セミナーに参加した自治体のトップは-。
【藤崎町 平田博幸町長】
「首長の判断が大事だと思っていますので災害があったときはトップが責任を持って初動の指示をスピード感を持ってやることが大事だと思います」
県は地域の防災力を高めるため今年度新たな補助金を設け、市町村の防災計画策定や課題解決に向けた取り組みを支援しています。















