再開発が進められるのは、「旧青森国際ホテル」のあった青森市新町1丁目の敷地を中心としたおよそ8千平方メートルです。
着手するのは、ホテルを所有する城ヶ倉観光などで構成される再開発への準備をする組合で、商業施設や集合住宅などが併設された、複合施設の開発を進めていくということです。
【旧青森国際ホテル跡地地区市街地再開発準備組合 神克行代表】
「まさに、これから皆様のご意見だったり、青森市様だったり青森県様と協議をさせていただいて、良い建物をつくれればなと思っております」
「複合施設という形で、集合住宅を併わせてやっていって、街づくりに貢献したい」
青森市の中心街では、再開発事業が進んでいて、4月にオープンした複合商業施設「THREE」や、ビジネスホテルなどが入る角弘本社ビル、さらに、青森駅東口には新たな駅ビルが建設されていて、2024年春から段階的に営業が再開されます。
再開発が進む中、青森市の西市長は11月7日の定例会見で、期待感を示しました。
【青森市 西市長】
「地域の皆様による事業は、本市の市街地の活性化、都市機能の更新に大きく寄与するものでございまして、大変喜ばしく思っており、本市の街づくりに大きく貢献していただけるものと、期待をしています」
また、市によりますと、「旧青森国際ホテル」の再開発事業の開始時期は、2024年度を予定していて、市は、国からの補助金の活用を視野に事業を支援していきたいとしています。