工事が行われる前の9月に、交差点の映像です。国道7号から、国道103号、いわゆる観光通りへ右折する車などが行き交っています。
警察によりますと、この交差点では、2021年に3件、2022年は8件、2023年は3件の事故が発生していて、2022年は、県内の交差点で最も多く事故が発生しました。
そして8件のうち7件が、停止中だった車への追突事故でした。事故多発の危険な交差点ですが、改良工事ではどのように対策が施されたのでしょうか。
【小笠原直樹記者】
「これまで、右折待ちの車で詰まり気味だったこちらの道路ですが、きょうから右折レーンが2車線化しました。この対策で流れはスムーズになるのでしょうか」
通行方法が変更になった浜田地区の交差点。
弘前市方面へ向かう国道7号から国道103号に右折するレーンは、これまで1車線となっていましたが、27日から2車線となりました。
手前の妙見東交差点から直進右折レーンを走行してくると…。
「このまま右折レーン左側に入りますね」
そのまま右折レーンに入ってしまうので、直進する際には注意が必要です。
また、直進と左折ができるレーンが新設され、片側4車線となりました。
改めて、整備前と整備後を比べてみます。
主な変更点は、右折レーンが2車線となり、片側3車線から4車線となりました。
直進レーンが右折レーンに変わったことで、新たに直進左折レーンを設置しました。
また、手前の妙見東交差点の左折レーンは、直進左折レーンに変更されました。警察は、通行方法が変わったとしても、引き続き注意して運転してほしいとしています。