【王林さん】
「こんにちは、王林です。よろしくお願いします」
【ファン】
「おかえりー!」
【王林さん】
「ただいまー!」
青森県内外から、150人以上の観客が駆け付けたトークショー。
【王林さん】
「きのうの最終の新幹線でこっち来て、自分のベットで寝て、久しぶりに自宅で寝て、ここに至るって感じです」
青森から羽ばたき、全国的な活躍を見せる王林さん。地元でのトークショーで語った、自身のアパレルブランドに込めた思いとは
【王林さん】
「こうやって、王林が作った服が、きょうは弘前ってことで、弘前青森の人たちにまず届いてるっていうのが、何かすごく感慨深いです」
王林さんの地元、弘前市で開かれたトークショー。
自身が手掛けるアパレルブランド「What Is Heart(わいは)」。
第2弾の発売を記念して開かれました。
肩の津軽塗模様、こぎん刺し模様、津軽塗の模様が肩にあしらわれたパーカーやこぎん刺しのブランドネームが入ったスカート。
リンゴを加工した際に廃棄される部分を、アップサイクルした生地から作ったレザーケースなど7種類。
パンとリンゴが描かれたTシャツは、青森県民にはおなじみ、イギリストーストのデザインをアレンジしたパッケージに入っています。
トークショーでは、着る人の身長に関わらず、スタイルが良く見えるような工夫についての話題も。
【王林さん】
「デニムも、ここに絞れる所があって、ちょっと長くても、絞ってだぼって、ここをバルーンっぽい感じで膨らんで履けるようにしたりとか、ウエストも絞りついてるし」
トークショーが終わった後には長蛇の列。
その先では、購入特典となっている王林さんとの2ショット撮影会が行われました。王林さんと交流したファンは―。
【ファン】
「会う度に緊張します。きょうもとても緊張して、なかなか笑顔つくれませんでした。あはははは」
「年齢とか、今年受験するとか話しました」
「頑張ってくださいって言われました」
「すごくスタイルも良くて、皆さんといっぱいコミュニケーションを取ってくれるので優しい、可愛い方だなと思いました」
「ここに、津軽塗が入ってたりとかして、青森らしさもありつつ、すごくファッションとして可愛いので、早速着てます」
王林さんが、ブランドに込めた思いとは―。
【王林さん】
「『What Is Heart』って、アパレルブランド名も津軽弁って分からなかったけど、王林のブランドで『What Is Heart』ってあるんだよねって言ってたら津軽弁だったっていう感じでしみじみと、知らぬ間に、人の心に青森を埋め込んでいけたら良いなと思っています」
そして、このブランドを着ることで、それぞれが、他県に青森をPRするきっかけにしてほしいという思いも。
【王林さん】
「青森のものが詰まっているのを『青森のものなんだ』って着てくれるのもうれしいけど、やっぱ青森の人たちって、それを分かってるから深くまで、あ、これこうなってるやつだ、これあんなやつだっていうふうに、理解して着てくれている人たちもたくさんいたのでうれしいです」
「青森の人たちは、分かったうえで着て、他の人たちとのコミュニケーションの話題になったりしてくれたらうれしいなと思います」
「What Is Heart」の商品は、ライトオンのオンラインショップでの販売となっていますが、今後、県内の一部店舗でも販売する予定だということです。