食中毒が発生したのは、十和田市の宴会施設「サン・ロイヤルとわだ」です。
県によりますと、19日と20日にこの施設を利用した6グループ287人のうち、20代から80代の男女59人に下痢やおう吐、発熱といった症状が出ました。
患者と調理に当たった人から、ノロウイルスが検出されたことや、診断した医師から食中毒の届け出があったことから、県は、施設で提供された料理が原因の食中毒と断定しました。
患者は全員、回復に向かっているということです。
県は、この施設に対して、26日から31日まで、6日間の営業停止を命じました。
県は、食中毒を予防するため、調理前の手洗いの徹底や体調が悪い時は、調理を控えるよう呼び掛けています。