稲葉千秋アナウンサーの記事一覧

2021.05.06(木)

世界に誇る津軽三味線

written by 稲葉千秋

月1ペースの更新になってきました(汗) 先月まではいろいろと仕事を詰め込んでいたのですが、 これからはブログを書く時間はありそうなので少しずつ更新していきます♪ 大型連休、皆さんはどのように過ごしましたか? 私は、2日間にわたって行われた「津軽三味線世界大会」の司会を初めて担当しました! 去年1年間は新型コロナの影響でイベントがことごとく中止になり、司会の仕事も全くなかったため、久しぶりのお仕事。 気合を入れて臨みました。 「津軽三味線世界大会」は、これまで38年間行われているイベントで、 司会の方も初回からずっと同じベテランのアナウンサーさんでした。 今年、関係者とのご縁あって、私がバトンを受け取ったのですが、事前に頂いたのは影ナレ部分と参加名簿のみ。 ステージ上で話す部分は、プログラム表を見ながらアドリブで進行です。 長年司会をされている先輩方にしてみれば、「え、そんなの当たり前じゃない」と思われると思いますが、 経験が浅く、アナウンサーの癖にアドリブが苦手な私にとっては、ハードルの高いものでした。 新型コロナの感染予防対策のため、名簿の記入や検温などで、開始時刻が予定よりも遅くなったり、 欠場者のため時間が早まったり、その都度、場内アナウンスにも臨機応援さが求められるお仕事でした。 内心ハラハラしていましたが、津軽三味線の音色に癒されながら楽しく司会進行することができました。 とても訓練になる貴重な機会をいただいたことに感謝したいと思います。 大会は、初級から上級まで、個人部門・グループ部門と分かれていて、 さらには、「唄付伴奏」という、津軽民謡歌手の生歌に合わせて伴奏する部門もありました。 小さなお子さんから大人の方まで多くの方が参加していて、聴き応えのある演奏ばかり。 全国からこんなにも津軽三味線を愛し、練習している人がいるのかととても驚きました。 津軽三味線っていいな~。世界に誇れる素晴らしい楽器と文化だなぁと感動しました。 感染予防のため、私は残念ながら参加者の皆さんとの接触を控えなければならなかったので、 皆さんの熱い思いや青森の印象などお話できませんでした。 またもし担当させていただける機会があれば、その時は新型コロナも収まり、 皆さんと楽しく交流できたらなと思います。 ご参加くださった皆様、そして関係者の皆様、本当にお疲れさまでした。 朝から晩まで津軽三味線の音色に包まれていたので、 帰宅した後浴びたシャワーの音まで津軽三味線の音に聞こえてきました(笑)

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2021.04.02(金)

春だ!始まりの季節だ!

written by 稲葉千秋

新年度がスタートしました♪ 最近は、気持ちの良い青空と暖かな日差しが続き、春めいてきましたね! きのうは、県職員の辞令交付式の取材で緊張した様子の新社会人を見たり、 ABAにも新しい社員が加わってフレッシュな雰囲気に包まれ、 さらに、入社以来ずっと東京支社だった同期もやっと本社に戻ってきて・・・ あ~新年度っていいなと嬉しい気持ちになりました。 改めて、新社会人の皆さん、新入生の皆さん、おめでとうございます!! 私も6年目になり、もう若手とも言えなくなってきました(笑) 後輩に教えたり、相談にのることも増えてきて、 先輩なんだな~と自覚するとともに、もっと成長しなければ!と焦る日々です。 春になるといつも目標を作りますが、3日坊主になりがち・・・。 できることをコツコツと、確実に積み重ねていきたいものです。 今年度は、「文武両道」を掲げたいと思います! 新聞や本を読んで知識を蓄え、 健康でいるためにウォーキングやランニングをします! ここで宣言すれば、きっと続けられるはず・・・ もし私がサボっていたら、皆さん、叱ってください~笑 新年度も、よろしくお願いします♪♪

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2021.03.08(月)

あの日から10年~答えの出ない決断~

written by 稲葉千秋

3月に入りましたね。 青森も少しずつ、春の足音が近づいてきました。 卒業・送別シーズンで気持ちの浮き沈みも大きい月かと思います。 そんな中でも忘れてはならないのが、東日本大震災。 早いものでもうすぐ10年となります。 スーパーJチャンネルABAでは、きょうから3日連続で、震災関連の特集をお伝えします。 藤原アナ、私、坂本アナの順番で、被災経験のある方にインタビューした模様を放送します。 私は、震災当時、八戸消防署に勤務していた消防隊員・大下武晃さんに話を聞きました。 八戸市の沿岸で、津波が迫る中、市民の避難誘導を続けた方です。 命の危険を感じながらも、どんな決断をして、どのような行動をとったのか。 私は大下さんの話を聞いて、震災を経験をされた方のお話ほど、心に届くものはないなと感じました。 ぜひ多くの方にご覧いただき、家族などご自分の大切な人と一緒に考えてもらえたらと思います。 今回担当したアナウンサー3人は、リポーターだけではなく、 アポから取材、構成、編集などディレクターとして全て担当しました。 震災当時、私は高校を卒業したばかりのタイミングで青森市の実家にいました。 激しい揺れと停電は経験しましたが、その後すぐに大学で関西に出てしまい、 青森県内にどれほどの被害があったかを詳細には把握できていませんでした。 それでも、東北のために何かしたいという思いから、 大学時代は復興ボランティアで岩手県大船渡市に2回訪れ、津波の脅威を学びました。 しかし、アナウンサーになってからは、震災に関する直接的な取材には触れていませんでした。 実際に取材してみると、震災というテーマは想像以上に重かったです。 様々な影響を受けている人が多いため、容易には取材ができませんでした。 それを身を持って体感できたこと、そして、貴重な体験を直接お伺いできたことは、 この先報道番組に携わる者として、とても必要な経験だったと感じます。 そして11日(木)は、八戸市の被災地の一つ・市川地区から生中継でお送りします。 震災から10年で何が変わり、どんな課題を抱えているのか。そして私たちが今できることは何かをお伝えします。 今週は皆さんと一緒に考える一週間にできたら嬉しいです。

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2021.02.25(木)

あすの賢民はねこ局長!

written by 稲葉千秋

あすのスーパーJチャンネルABAの特集は、われら青森賢民。 今回は、三戸郵便局 局長の橋本正俊さんを紹介します。 橋本さんは、これまで三戸町出身の絵本作家・馬場のぼるの絵本シリーズ 「11ぴきのねこ」に関連した商品を数多く販売してきました。 商品開発のアイディアはどこから生まれるのか? なぜ商品を作り続けるのか、その思いに迫りました。 撮影は三戸郵便局と三戸町のアップルドーム「ほのぼの館」の2カ所で行われました。 三戸郵便局ではねこ局員やとらねこたいしょう一日郵便局長が出迎えてくれました♪   橋本さん、11ぴきのねこ愛があふれているからでしょうか? いつもニコニコされていて、段々、ねこに見えてきました。 町の方からもねこに似ていると言われるそうで、ファンからは「ねこ局長」と呼ばれているんだとか。 なんだかほっこり、癒やされますね~ 撮影スタッフも、どことなく自由でねこ感のあるカメラマンとアシスタントと共に・・・笑 ほのぼの館は11ぴきのねこ好きにはたまらない空間です。 こちらは、絵本「11ぴきのねことあほうどり」でねこたちが開いたコロッケ屋が再現されています。 絵本の世界に飛び込んだようなワクワク感を味わえる空間です♪ ぬいぐるみと一緒に置いてあるコロッケも、本物そっくりでなんともおいしそう。 見ていたらなんだか無性にコロッケが食べたくなり・・・ ランチはだるま食堂の「にゃごにゃごコロッケカレー」をいただきました♡ 野菜の甘味を感じるカレーで、カレーの人参やサラダのきゅうりもねこの形。 コロッケはサクサクホクホクで、なんとも贅沢なメニューでした♪ こちらは11ぴきのねこだけに、一日11食限定なので予約すると良さそうです☆皆さんもぜひ! 話が脱線しましたが、明日はねこ好きにはたまらない特集になっていると思います。 (ちなみに、私も三戸町の松尾町長から、ねこっぽいと言われましたよ~笑) ねこスタッフたちと撮影したねこ局長の特集。あす18:15~ぜひご覧ください☆

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2021.02.05(金)

ねぶた師は青森の誇りです!!

written by 稲葉千秋

今週水曜日のJチャン特集でお伝えした青森市の「ねぶたアート」創生プロジェクト。 ねぶた師がねぶたの技法を使って新しいアート作品を生み出すという取り組みです。 今月1日から展示が始まり、今月末まで見ることができます! ねぶた師13人が一人3作品ずつ制作されたので、全部で39作品もあります! 青森市内のホテルや商業施設など28カ所に点在しているので 密になる心配も少なくゆっくりと鑑賞できますよ♪ (竹浪比呂央ねぶた研究所の皆さんにお世話になりました!) (こちらは青森公立大学国際芸術センター青森の手塚茂樹さんの作品)   今回の特集では、ねぶた師1人1作品は必ず見せたい!!と意気込み、 展示が始まった1日に7カ所を周り13作品を撮影し、翌日編集。 Jチャンの出演もあったので、バタバタスケジュールでした。 途中でハプニングもありましたが、カメラマンなどスタッフの協力もあって なんとか撮影することができました。  (撮影スタッフとパシャリ。この2時間後にはJチャンのスタジオにいました笑)   撮影中、作品をゆっくりと鑑賞し、ねぶた師の繊細な技術と芸術性の高さにものすごく感動しました。 コロナ禍で芸術鑑賞を楽しむこともできず、最近は暗い気持ちにばかりなっていたので、なおさら心に響くものがありました。  (こちらも国際芸術センター青森に展示されている北村麻子さんの作品) (その隣に展示されている北村春一さんの作品) ねぶた師ってすごい。青森に生まれて良かった。改めてそう思いました。 作品は近くで見れば見るほど工夫の数々に気づきます。 ぜひ皆さんにも足を運んでご覧頂きたいです。 作品からきっと、前向きになれるパワーをもらえるはずです。  

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