大相撲3月場所で新入幕優勝を果たした、五所川原市出身の尊富士の話題です。母校の中学校に、その活躍をたたえる懸垂幕が設置されました。
つがる市の木造中学校では、倉光弘昭市長や恩師のつがる旭富士ジュニアクラブの越後谷清彦総監督たちが見守る中、尊富士の後輩となる相撲部の生徒たちが懸垂幕を設置しました。
懸垂幕は縦10メートル、幅1メートルで「祝 新入幕優勝おめでとう 尊富士関」と書かれています。
【つがる市 倉光弘昭市長】
「ここを通る市民が、この懸垂幕を見てまた感動を湧き起こすような、そういう懸垂幕になれば良いなと思っています」
2日に尊富士とテレビ電話で話したという越後谷総監督。中学時代については。
【つがる旭富士ジュニアクラブ 越後谷清彦総監督】
「ここに通った中学生時代が、彼が一番頑張って一番強くなった時期でもあったので、『辛かったのはこの時代だ』って本人がいつも言っていたので、ここで培った稽古とかを思えば、高校も大学も楽勝楽勝って、今の子どもたちに話してましたけど」
「(後輩たち)道場に来る前に、玄関を出たら必ずこの幕を見てから来いよっていうのは私言っておきますけど」
その相撲部の後輩たちも、先輩の成し遂げた偉業に刺激を受けているようです。
【木造中学校相撲部の後輩】
「自分の目指す目標、手本になる存在になるし、しかも同じ学校出身なので、もっと頑張ろうと思います」
「同じところで練習しているので、自分も頑張ろうと思いました」
「全国大会とかに出て優勝できるように、日頃の練習とかでも頑張っていきたいと思います」