宮城県で開かれている高校野球春の東北大会は準決勝が行われ、青森県代表2校が決勝進出をかけて戦いました。
【坂本庸明記者】
「春の東北大会、準決勝が行われる石巻市民球場です。本日の試合には青森山田と聖愛の県勢2校が登場します」
準決勝第1試合、青森山田は岩手第1代表の強豪・花巻東と対戦。決勝進出に向け、背番号10の櫻田を先発のマウンドに送ります。
その櫻田は2回、満塁のピンチを迎え、花巻東・1番の簗田の打球はサードを強襲。花巻東に2点を先制されます。
3回表、青森山田もすぐさま反撃に出ます。2つのバントヒットにフォアボールを絡め1アウト満塁。このチャンスに、打席には前の試合2ホーマーの4番・原田でしたが三振。後続も倒れ、得点できません。
これ以上、失点できない青森山田は4回から最速149キロ右腕のエース・関が登板します。関は自慢のストレートを武器に花巻東打線から三振の山を築き、味方打線の反撃を待ちます。
しかし、花巻東・葛西を最後まで打ち崩せず。秋春連覇を目指した青森山田でしたが2対0で敗れました。
準決勝第2試合には弘前学院聖愛が登場。1回に2点を先制すると、その後も得点を重ね7対0、8回コールドで勝利。18日に花巻東との決勝に挑みます。
高校野球春の東北大会 青森山田と弘前学院聖愛 青森県勢2校が準決勝進出