青森県平内町出身で、西武やソフトバンクなどでキャッチャーとして活躍した元プロ野球選手の細川亨さんが、地元で子どもたちを対象に野球教室を開きました。
講師を務めたのは、細川さんを始め、西武などでプレーし、WBCにも出場した片岡保幸さんと牧田和久さんの3人です。
園児から小学5年生までおよそ70人が参加した午前の部ではまず、ポジションごとに分かれて守備の指導を行いました。
【細川亨さん】
(構え方を指導して)「肩幅よりちょっと開く。で、後はここ壁、真っすぐ座る。そう」
細川さんの担当はもちろんキャッチャー。ピッチャーの球を受ける時の姿勢や。
「良いぞ。OK。つかむ時に、ボール捕る時に、左足でこういうふうに。捕って動くんじゃなくて、足動くのと捕るの一緒。やってごらん」
ボールを受けてから送球する際のステップの仕方といったポイントを指導していました。
【参加した子ども】
「ステップと構えを教わりました」
(Q.どんなところを細かく教わりましたか?)「足を真っすぐにして腰を落とさないことです」
このほか、バッティングの指導も行い、およそ2時間の野球教室はあっという間。真剣な指導の中でも、プロの世界で活躍した元選手たちと触れ合った子どもたちには笑顔があふれていました。
【細川亨さん】
「(毎年やりたいと)ずっと思っています。自分はそういう環境なかったので、子どもたちがプロ野球選手だった人に触れ合うということはめったにないと思うので、そういうことをどんどん増やして、子どもたちに夢、希望、そういうのを少しでも与えてあげたいなっていうのは一番思っているところです」