全国高校サッカー選手権で日本一に輝いた青森山田高校。例年、主力選手は青森県外出身者が大半を占めるなか、今年は今大会得点ランクトップタイの米谷壮史選手をはじめ、決勝では6人の県内出身選手が活躍しました。
【米谷壮史選手】
(Q.青森の子どもたちへ)「僕自身小学生の時に、山田が初めて優勝したのを見て、青森山田でサッカーしたいというふうに思うようになったので、青森の子たちにも、今年自分が優勝してそう思っていただけたらうれしいなと思っています」
青森市のサッカークラブ、青森FC。市内の幼稚園から中学生までおよそ200人が通っています。サッカー少年たちも8日の決勝を見守っていたようで・・
【青森FCに通う小学生】
「めっちゃ盛り上がりました。家で」
(Q:8日の青森山田の試合見てどうだった?)「みんながしっかり戦っていて、迫力がすごくて、めっちゃおもしろい試合だなと思いました」
「(同点になってから)2点を取り返して勝ち切ったところが山田らしくて良いなと思いました」
青森FCは、青森山田の山本虎キャプテンをはじめ、ゴールキーパーの鈴木将永選手ら、全国制覇に貢献した複数のメンバーが小学時代に在籍していました。
印象に残った選手を聞いてみると。
【小学生】
「キャプテンの山本虎選手」
「やはり(山本)虎選手のスライディングで、体を張って守る所が一番良かったです」
先輩の活躍を目に焼き付けたサッカー少年たち。新たな夢ができました。
【小学生】
「運動量だったり、絶対勝つという気持ちをみんなに見せられるような選手になりたいです」
「かっこいいというところもあったけど、うらやましいというところもあって、いつか自分もあそこに立てる人間になりたいなと思いました」
「米谷選手みたいに得点王になれるように頑張りたいです」
小学時代の指導者、伊藤豪監督は、国立競技場で教え子たちの活躍を見ていました。
【青森FC 伊藤豪監督】
「最高の笑顔を見せてくれて、すごくうれしいというのと」
「小さい頃から知っている選手なので、うちのチームでサッカーというものに出会って楽しくやってくれてこちらが逆に感謝」
「子どもたちとかにはすごく良い影響だったのかなと思っています」
全国高校サッカー 青森山田が2大会ぶり4回目の優勝 U-18プレミアリーグと合わせて2冠達成