U-18プレミアリーグと全国高校サッカー選手権の2冠を達成した青森山田高校サッカー部。16日は青森市で優勝パレードが行われ、市民から盛大な祝福を受けました。
午後1時前の青森市の新町通り。雪がちらつく中、青森山田イレブンの姿を一目見ようと、多くの市民が駆けつけました。
【女性】
「おめでとう~」
【女性】
「すごい最高です。偉大です」
そして・・
【大熊記者リポート】
「ただいま青森山田の選手たちがバスから降りてきました。まもなく優勝パレードが行われます」
スタート地点に登場した選手たち。全国高校サッカー選手権で、得点ランクトップに輝いた米谷壮史選手は・・
【青森山田 米谷壮史選手】
「楽しみです。人が多くてびっくりしています」
「自分たちは青森県の人に応援してもらって優勝できたので、その気持ちで歩きたいと思います」
「優勝パレード、スタートです」
エスコート役を務めるのは古川小学校の児童たち。市民たちはカメラを構えたり旗を振ったりして、選手に感謝の気持ちを伝えていました。
【市民】
「うれしかった~最高最高」
「おめでとう。ありがとう」
「次は3冠目指して頑張ってください」
その歓声に、選手たちも笑顔で手を振って応えます。キャプテンとしてチームを支えた青森市出身の山本虎キャプテン。その活躍をそばで見守ってきた母、亜希子さんの姿も。
【山本虎主将の母 亜希子さん】
「努力してきたことが報われて良かったです」
(Q.お母さんにとって息子さんの存在は?)「やっぱり宝物です」
およそ300メートルをパレードした選手たち。その後の優勝セレモニー会場も多くの人で埋め尽くされました。300人ほどの市民が集まったセレモニー会場は大混雑。
【子どもの質問】
「試合中はどんなことを考えながらプレーしていますか」
「10番のユニフォームを背負っている芝田選手のすごさに憧れます。その10番をもらった時どんな気持ちでしたか?」
質問コーナーでは憧れの選手たちに子どもたちからたくさんの質問が。
【青森山田 芝田玲選手】
「努力は裏切らないと思うので、自分の目標に向かって本気で努力することが大事だと思います」
子どもたちにサッカーの魅力を伝えた青森山田の選手たち。最後は山本虎キャプテンが締めくくりました。
【青森山田 山本虎主将】
「パレードだったり、小学生の人たちからの質問をもらえて、自分たちもすごい楽しい時間ですごい笑顔になれました。きょうは本当にありがとうございました」
高校サッカー「2冠」達成の青森山田 「コロナ禍」「失意の夏」からの結実 偉業継承へ新シーズン始動