研修会には、農協や県民局の指導者など50人が参加しました。
高温により、2023年産のコメは生育の進みが早く、白い濁りが見られる白未熟粒や胴割れが多く確認され、「青天の霹靂」の整粒歩合は57.2%と、平年を28.3ポイント下回りました。
また、12月末時点の青森県産米の一等米の比率は69.4%と、過去10年で最低となりました。
これを受けて県は、指導者に対し、稲わらのすき込みによる有機物を活用し、高温に強い土づくりや、各地域の用水量に応じて、高温時は水の入れ替えをして土壌環境を整えるなど、基本的な環境対策を呼び掛けました。
【青森県農産園芸課 大和山真一課長】
「気象条件の変化とかいろんなことがあっても、それに対応して良いものを生産していく力を生産者につけてもらうために、指導の方もレベルを上げて指導していきましょうということでお話させていただきました」