県立中央病院と青森市民病院の統合整備を巡っては、県が基本的事項を見直し、開院時期の目標を2030年3月ごろとしました。
28日に開かれた青森県議会の全員協議会では、議員から、2030年3月ごろを目標とする開院時期について、実現は難しいのではないかといった意見が出ました。
これに対し宮下知事は、目標時期については厳しいという認識を示しつつ、「整備計画の策定を通じて改めて示したい」と述べました。
【宮下知事】
「整備候補地における上下水道・電気・ガスなどの公共インフラの整備状況、地盤の状況など、様々な条件を考慮しつつ、一般的な工期を前提とした開院時期の見通しを示すことができるのではないかと考えています」
また、2024年度中に県と青森市が設立する連携推進法人については、医療機関などとの勉強会を含めた協議をできるだけ早期に始める考えを示しました。