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再処理工場 審査は一歩前進 日本原燃「厳しいながらも9月までの完成目標は維持する」

2024.03.05(火) 18:45

使用済み核燃料の再処理工場について、日本原燃の増田尚宏社長は、2024年9月までとする完成目標について、厳しいながらも維持する考えを改めて示しました。

再処理工場の完成時期について日本原燃は、「2024年度上期のできるだけ早期」としていて、遅くとも2024年9月中の完成を目指しています。

5日の会見で増田社長は、2月に開かれた原子力規制委員会との会合で、耐震評価の前提となる基本地盤モデルが承認され、審査が前進したとの認識を示しました。

そのうえで、厳しくなりつつあるものの完成目標を維持すると述べました。

【日本原燃 増田尚宏社長】
「現場の方でも、検査にスムーズに入れるように、検査を少しでも短くするという工夫しているところです。それを通して、9月というしゅん工の時期を守るように、頑張っていきたいと思います」

一方、装置の異常により、濃縮ウランの製造を止めているウラン濃縮工場については、早ければ、4月にも製造を再開する見通しを示しました。
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