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春闘を巡る動きです。青森県労連などで組織する青森県春闘共闘会議が１４日、青森市で集会を開き、大幅な賃上げと最低賃金の引き上げを訴えました。

青い森公園で開かれた集会には、県内１１の労働団体から３５人が参加。県春闘共闘会議の奥村榮議長が、大企業の賃上げの流れを追い風にして、地域経済の活性化につなげようと呼び掛けました。

「団結してガンバロー」

県春闘共闘会議は、２０２４年の春闘で、月額３万円以上の賃上げと最低賃金を全国一律で１５００円にすることを要求しています。

【青森県春闘共闘会議　奥村榮議長】
「財政を変えていく、つまり所得を再分配させるような政策を、国と大企業がきちんと責任を持ってやってほしいと思います」

２０２４年の春闘は、１３日に集中回答日を迎え、大手企業では大幅な値上げ回答が相次ぎました。

今後は、こうした動きが中小企業にも波及するかが焦点となります。